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第246話

1月末から関東各地を巡業した「歌舞伎ルネッサンス公演」が、やっと名古屋に来演。

今日(13日)朝丘雪路さん主演「萬夜一夜先代萩」を名古屋市芸術創造センターにて観劇してきました。

作品は、歌舞伎の名作「伽羅先代萩」より鶴千代御殿の場、そして余り上演されないが「伊達衣裳曲輪好」より老後の政岡の場を取り出して上演し、乳母・政岡(朝丘雪路さん)を主人公とした新しい演目に仕上げています。

御殿の場では、政岡が若君毒殺の窮地を我子の死をもつて切り抜けるまでを描きますが、カタキ役の八汐(林与一さん)との対立を見所に上手にまとめられている。

老後の政岡の場は、寄る年波に病となった局・政岡が、奉公もここまでと藩主となった若君(江藤潤さん)に暇乞いの挨拶に・・・・

すっかり年老いた政岡を朝丘さんが熱演します。

大女優が主演する歌舞伎、朝丘さんには大変な大冒険です。しかも今回は浄瑠璃が入ったデンデン物、セリフは竹本の太夫・三味線とも掛け合います。

歌舞伎言葉に所作事と見事にこなした朝丘雪路さんの出来ばえに、カーテンコールでは客席から大きな拍手が贈られていました。