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第384話

御園座は、2日より今日4日までの僅か三日間の短期であるが、斬新な企画公演が開催されていました。

戦国スペクタルロマン「愛、時を越えて」・・・・豊臣秀吉の没後、武将達の野望がぶつかり合い、関ヶ原決戦へと時代は向かう。

石田三成(山口馬木也)の野望が南蛮の棺に封じ込められた妖怪ドラキュラ(紫吹淳)を開放、その魔力に守られ、三成は徳川家康(長門裕之)と対立していく。

ドラキュラの昼の姿は出雲のお国、運命の人・細川ガラシャ(香寿たつき)との出逢い、芸人一座との関わりがドラキュラを変えてゆく、それはまた家康と三成の命運も変えてゆく。

宝塚を退団したトップスターの共演に、多彩な男優陣が参加した企画です。

開演前に長門さんの楽屋を訪問。

昨年秋に他界された愛妻・南田洋子さんのことを話して頂けましたが、介護事業に携わった私は、長門さんの六年間にわたる介護にただただ頭が下がるばかりでした。

御園座での洋子さんとの想い出を二人して話していると、突然楽屋に紫吹淳さんが千秋楽の挨拶に入って見えた。

初対面でしたが、いゃー お美しいし、スタイルバツグン。

間近に宝塚スターを見て・・・その後の観劇です。 
紫吹さん随所に歌と踊りを取り入れた芝居を華麗に演じている。 楽しめました。

長門さんの家康が舞台に登場すれば、一段と芝居が落ち着き、物語りへ引き込んでゆく。 流石でした。