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第453話

今日12日は、演歌歌手・島津亜矢さんが全国の大劇場に先がけ、御園座で初座長として本格的に「芝居」と「ショー」に取り組んだ「島津亜矢特別公演」の初日です。

芝居は、幕府と薩長の対立が激化する中、会津藩の兵法師範を父に持つ山本八重(島津亜矢)の活躍を描いた「会津のジャンヌダルク」

会津若松・鶴ヶ城を攻め落とそうとする官軍相手に、山本八重が七連発の新式銃を手に立ち向かった史実をベースにし、脚本家・堀越真が洋学者(田中健)との出逢いから恋心・結婚そして別れと手際よくまとめている。

時代の背景となっている戊辰戦争や白虎隊などの話を新作浪曲として島津亜矢さんが幕開きに見せ、場のつなぎに聞かせてくれるのも嬉しいです。 

それにしても初めての座長公演、田中健さんを相手に二幕の長丁場「勝気な会津娘・山本八重」を演じ切っている。

島津亜矢さんが、今まで歌手として取り組んできた数々の「名作歌謡劇場」の作品の中にセリフ入りも有り、「芝居心」は出来ているとは思っていましたが、役者・島津亜矢としてここまで魅せてくれるとは・・・・  素晴らしい。 

彼女の頑張りに客席からも大きな拍手が贈られていました。