イメージ 1第466話

御園座の木曽駒山荘は、十年ほど前から始まった劇場業績の低迷により資産売却されている。

人手に渡っても・・・残っていればもう一度見てみたい。 しかし、今年で築41年の建物です。 新しいオーナーが再建しているかも知れません。

それより広い木曽駒別荘地の中で、昔の記憶を頼りに御園座山荘の跡地を探しだせるのか心配です。

景勝「寝覚めの床」を通りすぎれば、木曽福島はもうすぐ。

別荘地へ入る前に、有名な「くるまや国道店」の「名物そば」で早めの昼食をすませ別荘地へ向かいました。 久しぶりの「くるまや・ざるそば」美味しかったです。

目指すは木曽駒カントリークラブゴルフ場、正面入口を通り過ぎ十字路を左に・・・・そのまま走ると道路中央に大きな木があったはず、だんだんと記憶が蘇えります。

しかし、御園座山荘の近くにあった白洋舎の山荘も日興証券の山荘も見当たりません。

別荘地外れの橋まで出てしまい・・・また引き返して探しましたが、それらしい建物は見つけられません。 その時、助手席に座っていた女房どのが「お父さん 川よ! 確か、別荘のベランダ下に小さな川が流れていたの覚えている。川は変わらないよね」と洒落たアドバイス。

車を降りて見当をつけた区画に入ってみると、有りました細い小川が流れています。 間違いありません。

別荘玄関前に立っていた腰折れした木も大木になっています。しかし建物は何も残っていません。土台も門石も何一つ有りません。

訪問した記念に敷地に車を入れて写真を撮ってきました。

帰りは木曽谷から伊那谷を結んだ「権兵衛トンネル」を通って高速中央道・伊那インターへ向かいました。