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第514話

今朝の中日新聞一面に経営再建中の御園座が、旧劇場の解体・建て替え施工主の積水ハウス(大阪)と共同で、劇場の開業を少しでも早めるため新劇場が入る高層マンションビル計画を、当初予定していた5年先の平成30年(1918)7月開業から約半年前倒しし、ビル竣工を前年の年末に目標修正、新劇場は平成30年の年明け早々にも開業する予定と発表した。

伏見に建設される高層タワービルの外観イメージは、地上41階、地下1階で、高さ約150 。
2階~4階は歌舞伎に加えミュージカルも上演できる新劇場。そしてビル1階には店舗が入り、5階から最上階の41階までが積水ハウスの分譲マンションです。

写真は新聞に掲載された外観イメージです。 旧劇場の正面玄関上部にデザインされていた「なまこ壁」の格子模様を新ビル劇場部分外壁に取り入れるようですが、旧御園座の正面玄関前の道路は狭く、このデザイン外壁はあまり知られていません。

旧新歌舞伎座の豪華絢爛の安土桃山様式までは求めませんが、新劇場の伏見通り側には、新劇場の存在をアピールする外壁デザインを期待してしまいます。