第549話

大衆演劇座長から東西の大劇場にて主演公演を成し遂げた俳優・松井誠さんが、日本伝統芸能振興会が取り組む「楽しく馴染みやすい歌舞伎の振興を目指す活動」に賛同し、歌舞伎役者・松井誠として明治村・呉服座(くれはざ)「グランド歌舞伎設立公演」に出演されている。

この公演のプロデューサー竹柴源一さんから企画の相談を受けていた事もあり、今日は家内とともに明治村散策と松井誠主演の歌舞伎公演を観劇してきました。

演目は、狂言を歌舞伎舞踊に仕立てた松羽目物の一つ「棒しばり」と江戸の四季を歌舞伎舞踊で綴った「歌舞伎春夏秋冬」です。

「棒しばり」では両手の自由を奪われた次郎冠者の大奮闘を、松井誠が見事に踊り切ります。 「歌舞伎春夏秋冬」は艶やかに、そして力強く・・・女形・立役と踊り尽くされる。  存分に楽しませて頂きました。

しかし、呉服座の舞台には所作板が敷いてなく、あまり強く踏み込めば膝を痛めてしまわないかと心配になってしまった。 長丁場です。 気をつけて頑張って下さい。

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