イメージ 1第207話

最近、マスコミに氾濫するのは「食の安全」を守る製造者責任を追及する言葉、とうとう喉に詰まらせたゼリーまで危険物になってしまった。

それでは毎年、喉に詰まらせて高齢者が亡くなっている餅などは、超危険物になってしまう。

亡くなられた方々のご不幸を教訓として製造者も消費者も学び改善していくべきと思っていました。

そんな私のモヤモヤ感を一掃してくれる中日新聞コラム「紙つぶて」が掲載されていました。28日夕刊に 「食 倫」と題し食の安全の概念が拡大されている感がある事。

そして「責任」の言葉は、今では本来の意味の幅より「責め」の一面が強調されたと述べられる。

「責任を取れ」などと双務性はいつしか消え、責任対象が明確になったら自分はホッとする雰囲気があるとも・・・・・

批判者・追及者になれば自己の責任は棚上げできて口を拭える。いささか狡猾で卑屈な気配が濃厚だと看破されていた。

自己管理・自覚・自己責任が伴うことを認識して「責任」を問うべきと教えられました。

「紙つぶて」筆者は、国語作文教育研究所 宮川俊彦所長 です。

私も今まで軽々に「責任」を口にしていました。   反 省