
第278話
面白い公演と評判になっている中日劇場「東海道中膝栗毛」二幕を観て来ました。
歌舞伎風味のウルトラ喜劇と言っていいのか?
お馴染みの弥次郎兵衛(市川右近)と喜多八(市川段治郎)が、東海道を尾張名古屋へ向う珍道中。
ヤクザの出入りに巻き込まれたり、幽霊宿屋に泊まったり、旅一座へ参加したり、山賊に出くわしたり、果ては尾張藩の御家騒動に発展する・・・・・
お客様に楽しんで貰いたいと・・・弥次さん喜多さんが客席を廻っての大サービス。
そして崖っぷちの家、二人宙乗りなど、次々と工夫が凝らされた場面が繰り広げられる。
大詰めは節劇(ふしげき)です。
最近は劇中劇でも取り上げられない。
私のプロデュース作品でも15年前に御園座上演した芦屋雁之助主演「親娘廻り舞台」劇中劇(傾城阿波の鳴門)しか有りません。
いゃー懐かしかった。
追 記
若い人には「節 劇」解かりませんよね。
節劇とは・・・・芝居の筋立て、登場人物の紹介からクライマックスの心理描写まで、浪曲師が語る浪花節に合わせて所作も見得も粘っこく情感たっぷりに演じた芝居です。