カテゴリ: 御園座(劇場・興行)

第574話                                        イメージ 1                  

久々に御園座に関係する話題が13日の中日新聞(朝刊)に取り上げられていました。

取り壊された旧御園座ビルの屋上に祀られていた御園稲荷の社殿が、保管していた朝日神社から東日本大震災・被災地の陸前高田・愛宕神社へ寄贈されるとの記事です。

御園稲荷の話は、以前このブログでも「劇場(御園座)の神様」として掲載しました。http://blogs.yahoo.co.jp/misonozaman/31326188.html    文末再掲載

平成11年4月に古い社殿から新築された稲荷社を、記事のように鮮やかな朱色に補修して贈られる。 被災地の方々の「心の支え」として祀っていただければ・・・・大変喜ばしいニュースです。

商売繁盛そして芸能上達を願う稲荷大神は、劇場にとって大切な神様ですが「新御園座」劇場では何処に社殿が築かれるのでしょうか? 積水ハウスの完成絵図には見あたりません。 伏見通り大階段の脇あたりに祀られれば、観劇客の待ち合わせ場所にもなり、商店街の皆さんからも商売繁盛と喜ばれると思います。
こちらも結果が楽しみです。

平成25年(2013)5月3日 ブログ「御園座 芝居の話」再掲載
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第573話

御園座再建工事もやっと地上部に工事用タワークレーンが上がってきました。「新御園座」劇場の柿葺落興行も二年後の4月には開幕の予定です。
平成25年3月末の閉館から五年ぶりに御園座が復活します。 二年後です。

それにしても五年間の月日は長い・・・・御園座を定年退職したOBも新劇場開場を心待ちにしていたが、最近では「もう、新しい御園座には行けないかも・・・・」と気弱な電話が掛かってきます。 「大丈夫、大丈夫ですよ」と励ましている私も今年71歳。 男子の平均健康寿命を迎えている。 御園座の黄金期を経験した仲間が少なくなっていく。 もっと問題なのは公演の看板スター、今や50代後半から60代、70代となってしまう。 

新御園座にどのような公演が並ぶのか? 公演記録一覧表のマス目を、カレンダーのように一ヶ月づつ塗りつぶして待っています。

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第572話

御園座の再建工事は遅々として地上の建物が見えてきません。 それでも先日ブログに載せた写真(元建物の地下二階部分まで掘り下げての基礎工事)からは、大型クレーンなどが地上に上がり基礎工事は着実に進められているようです。 

あまり変化もなくブログも更新していませんでした。 最近は手軽に近況を載せられる  facebook  にお寺参りなどを書き込んでいます。 

ところが私の交友関係は65歳以上の高齢者が大半、パソコンでyahoo検索とトランプゲームを楽しんでいるレベルです。 ある人には手ほどきしてブログを始めさせましたが、何度教えてもカメラから写真を取り込めません。 facebookに登録して見るなど絶対にしてくれない強情者ばかりです。

そんな彼らから「御園座芝居の話」はどうなったんだ! 「10月の顔見世もスルーしたでしょう」と有り難いような・・・鋭い指摘が・・・

公演の座頭は私の大好きな中村吉右衛門丈が勤められた顔見世興行。 しかし余りにも座組の看板が少なく顔見世気分が漂わない。 演目も「出演者が少なくても上演できる物を組まざるを得なかったのか?」と思えるほどです。 御園座は再建の5年間、顔見世を市民会館で上演することを選択したが、花道施設にこだわらず中日劇場での仮設花道での上演を行っていれば・・・・・などと考えてしまう。  

そんな雑念に惑わされブログの更新も出来ませんでした。 まだまだ煩悩が沸々とわき上がる凡人です。 

70歳を超え人生晩年。 少しでも穏やかに過ごしたいと神社仏閣めぐりをしているが、だんだんと訪問地が遠方になっている。 高齢者ドライバーには問題ありと思っているが、根が我儘なのか?人見知りなのか? バスツアーには参加できません。

今回も熊野三山(本宮大社・速玉大社・那智大社)参拝に行って来ました。 
写真は那智妙法山・阿弥陀寺より勝浦方面の眺望です。 
    熊野は遠いです・・・・・


第571話

御園座は2年半前に劇場ビルの老朽化によって閉鎖、その後ビル解体に着手し、今年春から40階建てタワーマンションに劇場が併設される複合ビルとして建築工事に入っています。 劇場部分の竣工は2年後の年末を予定、数ヶ月をかけて開場準備を進め平成30年春の杮葺落興行を目指している。 
今はまだ高層マンションの基礎工事を行っており、劇場の鉄骨組立工事に入るのは相当先になりそうです。

既に積水ハウス・高層マンションの案内パンフレットは、一部の顧客に郵送されている。 嬉しいことにビル名称は、通称「御園座タワー」として使われているようです。 
過去の私のブログに提案した「御園座演劇図書館」のビル内開設と、今回のビル名称「御園座タワー」の呼称が認められました。まさに新劇場・御園座に相応しい伏見のシンボルタワーが登場します。 正式名称は「グランドメゾン御園座タワー」です。

御園座は新劇場再建に要する期間中、歌舞伎公演などは社外施設を利用しているが、やはり借り物の劇場では、興行本来の魅力も半減してしまう。 1日も早く新劇場の竣工を御園座ファンは待ち望んでいます。 

ご期待に応えて新 御園座の外観・場内イメージです。

資料 積水ハウス 
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      祝 御園座創立120周年 

   

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明治29年6月19日 名古屋劇場株式会社を設立。翌年5月に御園座が開場。
その後、社名は御園座株式会社・株式会社御園座と改め現在に至っている。
今は劇場ビルは解体され高層マンションと新劇場「御園座」を建築中です。

昭和38年開場からの御園座公演記録一覧表、 そして平成7年からの御園座上演年表は・・・・・http://blogs.yahoo.co.jp/misonoking


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