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第572話

御園座の再建工事は遅々として地上の建物が見えてきません。 それでも先日ブログに載せた写真(元建物の地下二階部分まで掘り下げての基礎工事)からは、大型クレーンなどが地上に上がり基礎工事は着実に進められているようです。 

あまり変化もなくブログも更新していませんでした。 最近は手軽に近況を載せられる  facebook  にお寺参りなどを書き込んでいます。 

ところが私の交友関係は65歳以上の高齢者が大半、パソコンでyahoo検索とトランプゲームを楽しんでいるレベルです。 ある人には手ほどきしてブログを始めさせましたが、何度教えてもカメラから写真を取り込めません。 facebookに登録して見るなど絶対にしてくれない強情者ばかりです。

そんな彼らから「御園座芝居の話」はどうなったんだ! 「10月の顔見世もスルーしたでしょう」と有り難いような・・・鋭い指摘が・・・

公演の座頭は私の大好きな中村吉右衛門丈が勤められた顔見世興行。 しかし余りにも座組の看板が少なく顔見世気分が漂わない。 演目も「出演者が少なくても上演できる物を組まざるを得なかったのか?」と思えるほどです。 御園座は再建の5年間、顔見世を市民会館で上演することを選択したが、花道施設にこだわらず中日劇場での仮設花道での上演を行っていれば・・・・・などと考えてしまう。  

そんな雑念に惑わされブログの更新も出来ませんでした。 まだまだ煩悩が沸々とわき上がる凡人です。 

70歳を超え人生晩年。 少しでも穏やかに過ごしたいと神社仏閣めぐりをしているが、だんだんと訪問地が遠方になっている。 高齢者ドライバーには問題ありと思っているが、根が我儘なのか?人見知りなのか? バスツアーには参加できません。

今回も熊野三山(本宮大社・速玉大社・那智大社)参拝に行って来ました。 
写真は那智妙法山・阿弥陀寺より勝浦方面の眺望です。 
    熊野は遠いです・・・・・


第571話

御園座は2年半前に劇場ビルの老朽化によって閉鎖、その後ビル解体に着手し、今年春から40階建てタワーマンションに劇場が併設される複合ビルとして建築工事に入っています。 劇場部分の竣工は2年後の年末を予定、数ヶ月をかけて開場準備を進め平成30年春の杮葺落興行を目指している。 
今はまだ高層マンションの基礎工事を行っており、劇場の鉄骨組立工事に入るのは相当先になりそうです。

既に積水ハウス・高層マンションの案内パンフレットは、一部の顧客に郵送されている。 嬉しいことにビル名称は、通称「御園座タワー」として使われているようです。 
過去の私のブログに提案した「御園座演劇図書館」のビル内開設と、今回のビル名称「御園座タワー」の呼称が認められました。まさに新劇場・御園座に相応しい伏見のシンボルタワーが登場します。 正式名称は「グランドメゾン御園座タワー」です。

御園座は新劇場再建に要する期間中、歌舞伎公演などは社外施設を利用しているが、やはり借り物の劇場では、興行本来の魅力も半減してしまう。 1日も早く新劇場の竣工を御園座ファンは待ち望んでいます。 

ご期待に応えて新 御園座の外観・場内イメージです。

資料 積水ハウス 
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第569話

大阪 難波のシンボルだった旧・新歌舞伎座が取り壊されています。 
昭和33年11月葺落興行 ~ 平成21年6月最終公演まで、五十年間 商業演劇に輝かしい歴史を刻みました。 特に俳優・歌手の大スター看板を掲げた「座長公演」の興行においては、初代社長・松尾國三の精神を受け継ぎ、映画界 歌謡界 そしてテレビから次々と大スターを舞台に出演させ、「芝居」と「ショー」の公演形態を確立させている。

6年前に閉鎖され、今年から解体工事が始まった旧・新歌舞伎座
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現在 新歌舞伎座は、上本町に近鉄が建設した複合ビル「YUFURA」に移り再開場しています。
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第568話

株式会社御園座は、平成25年3月公演を区切りに劇場御園座・賃貸オフィス・名店街が入った御園座会館ビルを閉鎖し、その後8階建てのビルは2年をかけて解体されました。 そして今年3月27日に起工式を執り行い、積水ハウス株式会社との共同事業「(仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画」の建設工事に取り掛かっています。

建築される建物は地上40階・地下1階の超高層ビルです。 劇場は2階から4階を利用し、5階から40階は分譲マンションとして売り出される。 積水ハウスマンションの名称としては、「グランドメゾン伏見ザ・タワー」が予想されますが、御園座が入っている「ビル名称」としては馴染めない。

かと言って以前の「御園座会館」では高層マンションに相応しく無い・・・・・

それならば・・・「御園ザ・タワー」イヤイヤやはり「御園座タワー」と勝手に呼ばせて頂きます。 ご賛同いただけますか?

着々と進む「御園座タワー」の基礎工事 (伏見通りを隔てた日土地ビル2階より)
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もう少し 近くから工事現場を・・・
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もっと近くから 工事現場を・・・(南ゲートより観光ホテル方面)
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奥の工事の様子は北ゲートから 
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第567話

劇団四季は、大規模な再開発が進む名古屋駅地区の南エリア・笹島交差点南東(住友生命ビル東)に新劇場「名古屋四季劇場」を建設すると発表しました。

今年10月に着工し、新劇場開場は来年10月を予定していると記されているが、最大総席数1200席の大劇場を一年間で建築するとは驚きです。 それにしても鉄骨地上3階、地下1階建て、床面積4650㎡の立派な劇場を短期間で仕上げる劇団四季の経営手腕には、今まで各地に劇場を開設してきた経験に裏付けされた自信が窺えます。

名古屋駅から徒歩10分の新劇場の外観・客席イメージ
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新劇場「名古屋四季劇場」建築予定地
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追記 伏見地区の現劇場「新名古屋ミュージカル劇場」客席数900席は、9月20日開幕のミュージカル「オペラ座の怪人」ロングラン公演千秋楽(時期未定)を最後に劇団四季公演は終了。
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